パルスイート®、パルスイート®カロリーゼロってどういう商品?

「パルスイート®」「パルスイート®カロリーゼロ」は、「アスパルテーム」をはじめとした各種甘味料を使用した、糖類ゼロの低カロリー甘味料です。

※糖類とは、砂糖やぶどう糖を代表とする単糖類や二糖類の総称です。

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Q&A 「糖質」と「糖類」の違いと、
「パルスイート®」について

アスパルテームってどんなもの?

アスパルテームは「アミノ酸生まれ」

  1. アスパルテームってどんなもの?

    アスパルテームはアミノ酸である、アスパラギン酸とフェニルアラニンから作られます。

    アスパラギン酸とフェニルアラニンは、野菜、肉、牛乳、たまご、果物、魚、大豆など身近ないつも食べている食品に含まれている成分で、それぞれ体にとって大切な役割をもっています。

  2. 砂糖によく似た甘味質で、他の低カロリー甘味料に比べてくせや苦みがなく、あと味もすっきりしています。 カロリーは砂糖と同じく1gあたり4kcalですが、同じ甘さを得るのに砂糖の約1/200の量で済みます。

  3. アミノ酸からできている甘味料で、血糖値に影響のある糖類は含んでいません。 糖分を制限している方でもお使いいただけます。

  4. アミノ酸からできているため、虫歯菌の栄養源にならないので、歯垢形成もおこさず、酸も産出しないので虫歯の原因になりません。

  5. 国際的な公的機関で安全が繰り返し確認され、世界125カ国以上で認可・使用されています。

    1983年8月に厚生労働省(当時、厚生省)が食品添加物*として安全性を評価し、使用が認可されています。また、日本の他、アメリカ、カナダ、イギリスをはじめ、世界125カ国以上でその安全性と有用性が認められ、現在、世界で6,000種類以上の製品に使用されています。

    ■アスパルテームの国際的な公的機関における安全性評価

    1980年 国連食糧農業機関(FAO)と世界保健機関(WHO)の合同食品添加物専門家会議(JECFA**)で許可。
    1981年 アメリカ合衆国食品医薬局(FDA)が食品添加物として認可。
    1983年 日本で厚生労働省(当時、厚生省)の食品衛生法に基づき安全と認められる。
    2013年 EFSA(欧州食品安全機関)が公表したアスパルテームの安全性再評価結果で、最新の安全性試験の論文も含めて再評価され、これまでの審査と同様に、食品添加物としての安全性が確認されたと発表した。

    *日本の食品添加物の認可とは、国の食品安全委員会において安全性の評価を行った後、厚生労働省、薬事・食品衛生審議会食品衛生分科会において、摂取される食品添加物がADIを十分下回るように、安全性の管理を行っています。

    **JECFAは、国際的視点から食品添加物の安全性を評価する組織として1955年に設立された会議です。

「L-フェニルアラニン化合物」という表示は何ですか?

フェニルアラニンは、牛乳・卵・肉などの食品中のたんぱく質に含まれている必須アミノ酸のひとつですが、まれに先天的にそれを代謝する機能が十分でない「フェニルケトン尿症」という病気があります。この病気は、母乳を含めすべての食品に含まれるフェニルアラニンの摂取量を成長に必要な量にコントロールしなければなりません。

L-フェニルアラニン化合物

たんぱく質と同様にフェニルアラニンは、子供たちが正常に発育する上で不可欠な栄養素なので、その必要量は毎日必ず与えなければなりません。ですから、患者の保護者は、フェニルアラニンを与え過ぎないように、なおかつ必要量は必ず与えるような食事療法を行っています。 甘味料として摂取する場合のアスパルテームからのフェニルアラニンは、通常の食事由来の量に比べてごくわずかではありますが、フェニルアラニンを含んでいますので、その旨を患者とその家族の方々にお知らせすることが重要であると考えます。従って食品表示法の規定に基づいて、フェニルアラニンを含む旨を商品に表示しています。

「パルスイート®」に使われているその他の甘味料

アスパルテームは「アミノ酸生まれ」

  1. アセスルファムKは、酢の成分からできた甘味料です。菓子、ガム、アイスクリーム、ジュース、アルコール飲料、砂糖代替品(お茶などに使用)など、様々な食品に広く使われています。

  2. キレの良い甘みが特徴の加熱安定性に優れたノンカロリーの甘味料です。 同じ甘さを得るのに砂糖の約1/200の量で済みます。

  3. 血糖値に影響を与える糖類は含んでいません。糖分を制限している方でもお使いいただけます。

  4. 虫歯菌の栄養源にならないので、虫歯の原因になりません。

  5. 国際機関で安全性が確認され、世界100カ国以上で認可・使用されています。

    2000年 4月に厚生労働省が食品添加物*として安全性を評価し、使用が認可されています。1967年にドイツで開発され、その後、JECFA(FAO/WHO合同食品添加物専門家会議)などの国際機関において安全性が確認されています。日本の他、世界100カ国以上、4000を超える製品で認可・使用されています。飲料を中心に、チューイングガム、キャンデー、ジャム、佃煮、麺つゆなど、食品全般で広く利用されています。